
シミとそばかすが気になるし、そろそろエイジングケアも始めたい。
そう思った時、美容医療の選択肢の一つが「IPL(光治療)」です。
ネットで検索すると、「IPLはそばかすに効く」という情報が溢れています。でも、実際のところはどうなのか。本当に効果があるのか。何回受けたら効果を実感できるのか。そういった具体的な情報が気になる方も多いのではないでしょうか。
このページでは、実際にIPL治療でそばかす改善に取り組んでいる私が、IPLでそばかすを改善するための正しい知識と、効果を最大化するための受け方をお伝えします。
このページでわかること
✓ IPLがそばかすに効く理由と、効果が出るメカニズム
✓ そばかす改善に必要な継続回数と期間
✓ ダウンタイムの実際(そばかすが濃くなる現象について)
✓ クリニック選びで差がつく理由
✓ IPL継続のポイント
IPLとは|そばかすへの作用メカニズム
IPLは「Intense Pulsed Light」の略で、複数の波長を含んだ光を肌に照射する治療法です。
一般的には「光治療」と呼ばれています。
IPLがそばかすに効く理由
IPLの光は、メラニン色素に反応します。そばかすは、メラニン色素が集中している部分。
つまり、IPLの光がそばかすに集中的に反応し、メラニン色素を破壊することで、そばかすが改善される、というのが基本的なメカニズムです。
ただし、意識してほしいのは、IPLはシミやそばかすの「完全な除去」ではなく、「徐々に薄くすること」を目指す治療ということ。
1回の照射で完全に消えることはほぼありません。むしろ、複数回の施術を継続することで、初めてそばかすが薄くなっていく、というのが正確な理解です。
IPLと他の治療法との違い
そばかす治療には、他の選択肢もあります。
レーザー治療 — より強力で、1~2回で効果を実感できることもある。ただし、ダウンタイムが長く、費用が高い傾向。
IPL — 中程度の効果。複数回の継続が必要。ダウンタイムが短く、費用も比較的手頃で継続しやすい。シミ、ハリ、赤みなど様々な悩みに同時アプローチが可能。
ケミカルピーリング — 古い角質を除去することで、ターンオーバーを促進する。ただし、IPLほどの効果は期待できない
つまり、IPLは「費用と効果のバランスが取れた、初心者向けの選択肢」と言えます。

いろんな悩みに穏やかに効いてくれるのがIPLのいいところ!
IPL初回が最も効果的|なぜ1回目で効果を感じるのか
ここからが、非常に重要なポイントです。
IPL治療を受ける人の多くが、「初回に最も効果を実感する」という現象を経験します。
では、なぜ初回が最も効果的なのか。
理由:初回はメラニン色素の蓄積が最も多い
施術を重ねるごとに、そばかすのメラニン色素は徐々に減少していきます。つまり、初回は「メラニン色素が最も密集した状態」での照射になるので、光が最も強く反応し、効果を実感しやすいんです。
2回目以降は、すでにメラニン色素が減っているので、光の反応が弱くなり、効果を感じにくいことがあります。
IPLのダウンタイム|そばかすが濃くなる現象について
IPL治療を受けるなら、必ず理解しておくべきが「ダウンタイム中のそばかすの濃化現象」です。
これを知らないと、「治療が失敗した」と勘違いしてしまう可能性があります。
ダウンタイムの流れ
施術直後 — ほぼ変化なし。若干そばかすが濃くなり、赤みも起こることがある。
1~3日後 — そばかすがさらに濃くなり始める。
3~7日後 — そばかすが濃い状態が続く。この期間は「治療が失敗した?」と不安になる方も多い
1週間以降 — そばかすがポロッと薄くなり始める。古い角質が剥がれるように、薄い皮が剥けることもある
2週間後 — そばかすが明らかに薄くなった状態に
つまり、「1週間は濃くなるが、その後薄くなる」というのが正常な経過です。
この現象は、IPLの光がメラニン色素を攻撃し、肌の修復過程で古い細胞が排出される、という自然な生理反応なんです。
この期間の過ごし方
ダウンタイム中(特に濃くなっている期間)は、以下に気をつけましょう:
- 日焼けは絶対NG — 新しく生成されたメラニン色素が、そばかすとして定着してしまう
- 保湿を徹底 — 肌がデリケートな状態なので、乾燥を避ける
- 刺激の強いスキンケアは避ける — ピーリング、レチノールなど、刺激の強い成分は一時的に休止
- メイクは問題ない — ファンデーションなどでカバーしても構いません
IPL継続のポイント|効果を実感するまでの期間と回数
では、実際にそばかすの改善を実感するまで、どのくらい継続する必要があるのか。
推奨される施術頻度
そばかすが気にならなくなるまでは、4~6週間間隔で受ける — この期間に、顔中のそばかすを排除しましょう。
メンテナンスは3ヶ月ごと — 効果の維持と、新しく生成されるそばかすの予防

私は年3回以上で継続しています。
実感できる効果のタイムライン
初回 — 最も劇的な効果。そばかすが明らかに薄くなったと実感
2~3回目 — さらに薄くなり、そばかすの「濃さ」が初回の5~7割程度に
5~10回目 — メイクをしなくても気にならないほど薄くなる方が多い
ただし、重要なのは、個人差が大きいということ。肌質、そばかすの濃さ、生活習慣によって、効果の出方は異なります。
私は、だんだんと効果実感が薄くなってきたので、IPLのスポット照射ありをヘビロテ中!
フィルターもたくさんの種類があるので、肌悩みに合わせてアプローチを変えられるといいですね。
同じクリニックに通い続けるメリット|「レベル上げ」の重要性
ここで、初心者が見落としやすい、非常に重要なポイントがあります。
それは、同じクリニックで継続することで、医師が肌を理解し、施術の「レベルを上げる」ことができる、ということです。
医師が肌を学習する
初回の施術時に、医師は「この患者さんの肌質」「そばかすの濃さ」「光への反応の仕方」を学習します。
2回目以降、医師はそれを踏まえて、より適切な照射強度やパラメータを設定できるようになります。
つまり、回を重ねるごとに、施術の精度が上がっていくんです。
クリニックを変えると効果が低下する
「初回割引を狙って、毎回違うクリニックに行く」というのは、一見お得に見えます。でも、実際には以下のデメリットがあります:
- 医師が肌を理解していないため、最適なパラメータが設定できない
- 初回割引では、標準的~弱めの設定での照射になることが多い
- 肌の経過が医師に伝わっていないため、カスタマイズができない
結果的に、「ずっと弱いレベルの効果」で止まってしまう可能性があります。
同じクリニックで継続するメリット
一方、同じクリニックで継続すると:
- 医師が肌の変化を追跡でき、最適なパラメータを調整できる
- ポイントカードや回数券で、実質的な割引が得られることも
- クリニック側も「継続患者」として、丁寧に対応してくれる傾向
つまり、「初回割引よりも、継続による質の向上」を優先する方が、長期的には効果が高まるということです。
IPL施術の注意点
注意点1:日焼けは厳禁
IPL施術前後の日焼けは、色素沈着のリスクを高めます。特にダウンタイム中(1~2週間)は、外出時の日焼け止めが必須です。
注意点2:妊娠中の施術は避ける
安全性は確認されていますが、妊娠中の施術は避けるのが無難です。出産後、落ち着いてから再開することをおすすめします。
注意点3:濃い肌色の方は医師に相談
IPLは肌に含まれるメラニン色素に反応するため、肌が濃い方は火傷のリスクが高まる可能性があります。必ず医師に肌色を伝え、安全な設定で施術してもらいましょう。
注意点4:ダウンタイム中の過度な期待は禁物
ダウンタイム中にそばかすが濃くなるのは、正常な経過です。この時点で「失敗した」と判断して、施術をやめないことが重要です。
よくある質問
Q:IPLは何回受けたら効果を感じますか?
A:初回で効果を実感できることが多いです。ただし、医師には5~10回の継続をおすすめされました。
Q:IPLでシミも治りますか?
A:IPLはそばかす同様、シミにも作用します。ただし、シミの種類や深さによって、効果は異なります。医師の診察を受けることをおすすめします。特に、肝斑へのIPL照射はNGにしているクリニックが多いです。
Q:IPLの効果はどのくらい持続しますか?
A:IPLは、メラニン色素を薄くする治療です。紫外線を浴びれば、新しくメラニン色素が生成されるため、継続的なUVケアと定期的な施術がおすすめです。
Q:IPLとレーザー、どちらがおすすめですか?
A:IPLは継続しやすく、初心者向け。さらに、そばかす以外の多様な肌悩みにアプローチしてくれます。個人的には、肝斑があるとIPLは当てられないのでレーザー治療、肝斑がない人はIPLがおすすめ。
Q:エレクトロポレーション併用は必要ですか?
A:必須ではありません。IPL単体でも十分な効果が期待できます。クリニックのおすすめがあれば検討してもいいですが、費用対効果は個人差があります。
私は正直なところ、あってもなくても変わらない印象でした。
さいごに
そばかすは、「諦めるしかない」と思う方も多いかもしれません。
でも、IPL治療なら、継続することで確実に薄くしていくことができます。
大切なのは、「初回の効果に満足して終わり」ではなく、「その後の継続」。そして、「信頼できるクリニックで、同じ医師に施術してもらい続ける」ということです。
このページの情報が、あなたがIPL治療を始める際の参考になれば幸いです。
一緒に、そばかす改善にチャレンジしましょう。


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